イームズのアームシェルチェアの買取後に商品化が大変でした！|大阪リサイクルショップOSMWORKS | 大阪のアンティーク家具やヴィンテージ品を幅広くご紹介しております

ミッドセンチュリーを代表するデザイナー

イームズの最も人気の高い椅子アームシェルチェア買取しました。

というのは以前やりましたが、今回は買取してから苦労したことです。

ビンテージのアームシェルチェアは作られたメーカーや年代によって価値が変わっており、より年代が古い方がレアで高くなっています。

1stはゼニス社とハーマンミラー社が共同で作っていたシェルの厚みが薄くなっています。裏のロゴも違います。

2ndはその後ハーマンミラー社だけで製造されたもので、出回っているビンテージのシェルチェアの中ではこれが一番多いのではないでしょうか？

ファブリックタイプやナウガレザーといったFRPだけじゃないものも多くあります。

その後３rdのタイプはガラス繊維の量が大幅に減っていて見たらわかるという感じになります。

現行のものはプラスチック性になっているので、ビンテージの細かなガラス繊維の傷は一歳ありません。

もっと細かなロゴの説明や仕様の変更もありますが、それはもっと詳しいページにお任せします。ww

ということですが、今回買取させていただいたのは2ndのファブリックタイプのものになります。

買取させていただいたのですが、残念なことに中のクッションのスポンジが完全に風化しておりめくると粉になって溢れてきました。ww

正直こちらを買取するにあたって、この状態なんとかなるのかわかりませんでしたが、頑張るしかない！と思い結構高く買取させていただきました。

そして、買取させていただいた後に、全部のカバーをめくって見たのがこちらになります。

シェルチェアの補修

厚みがあるところを手で触るとボロボロと崩れ落ちたので、とりあえずヘラで簡単にこそいでいきました。

このあたりは楽勝かも？と楽しくこそいで行ったのですが、そんな簡単には行かせてくれませんでした・・・

本来座面にはノリでスポンジがついていたようでヘラでも取れない状態でくっついていました。

ヘラで取りきれないので、ノリならと思いシール剥がしを振ってみましたが、こちらもいまいち効果がなかったので、さらに風化を進めたら取れやすくなるのではないかと思い、水で濡らしたタオルを一晩かけておきました。

次の日、もう良いかな？と思ってヘラでこそぐと少し取れたのですが、それでもまだまだかかると思い、目の細かいカナダワシ（ボンスター）でゴシゴシしたら、元々薄かったところが結構綺麗に取れました。

これを繰り返していけば綺麗になりそうでしたが、これだと後数日かかりそうだと思ったので、シール剥がしのスプレーびちゃびちゃになるまでかけてそのまま時間を置いてからヘラとたわしを繰り返しました。

最初は傷つけたくなかったのであまり力を入れておりませんでしたが、慣れてきた頃には思いっきりゴシゴシやってました。ww

それでも傷つかないなんてさすがFRP！って感じですね。

これを3回ほど繰り返したら綺麗になりました！！

所要時間は４日ほどかかりました。

結構大変でしたが、思いっきり力を入れても良いのがわかってからは早かった気がします。

皆さんも機会があればやって見てください！まあまあ大変ですけど！

リサイクルショップOSMWORKS

大阪市淀川区にあるアンティークやビンテージの家具や雑貨を取り扱うお店です。

買取をしたものを一生懸命クリーニングやメンテナンスをして販売してい珍しいお店です。

輸入販売しているアンティークショップだと高くて手が出ない商品も当店ならお安くお買い求めできます。

激安、格安のアンティーク家具をお探しなら是非当店へお越しください。

出張買取承っております。

当店の買取のメインは一般の方のおうちになります。

気に入っていたけど使わなくなったものや、せっかくのアンティーク家具なのできちんと査定してほしいという方は是非当店にお問い合わせください。

結構高く買取ますよ！

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